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診療科・部門

放射線科

X線診断ではわかりにくい、痛みの原因、機能障害も、X線CT、MRI、超音波検査など先端技術を積極的に習得、駆使して的確な診断ができるように、情報提供をしています。

CT検査(マルチスライスCT)

CT(Computed Tomography:コンピューター断層撮影)とは、X線を利用して身体の内部(断面)を画像化する検査です。短時間で広範囲の撮影を行なうことができ、頭部、胸部、腹部、四肢といった様々な部位の検査を行なうことができます。また、断層像の他にも立体的な3D画像も作成することができます。

  • 右舟状骨骨折X線画像
    右舟状骨骨折X線画像
  • 舟状骨骨折(MPR画像)
    舟状骨骨折(MPR画像)
  • 左大腿骨骨折X線画像
    左大腿骨骨折X線画像
  • 左大腿骨骨折(3D画像)
    左大腿骨骨折(3D画像)

MRI検査(1.5T)

放射線被ばくが無く、磁石と電波を利用して画像を得る検査です。 当院は大学病院や基幹病院と同クラスの1.5テスラのMRI装置を導入し脳神経や骨関節領域のみならず、腹部、血管等さまざまな検査ができます。

  • MRI
    MRI
  • 肩関節冠状断像(T2*)
    肩関節冠状断像(T2*)
  • 頭部MRA(TOF法)
    頭部MRA(TOF法)

超音波検査(整形外科領域)

整形外科疾患においてX線診断に依存していた時代では、筋肉、靱帯、腱組織など皮膚 ― 骨表面間に存在する軟部組織に生じる炎症による浮腫、靱帯、軟骨、神経、血管などの器質的損傷の把握ができなかったが、超音波検査機器のめざましい発展に伴い、靱帯などの断裂や裂離骨折、関節損傷を触診による主観的な臨床診断では無く、客観的な画像所見としてとらえることが可能になりました。X線被曝の軽減もできます。
さらに、関節リウマチ(RA)の画像診断においても、大きく進歩を遂げ、病態をリアルタイムに評価ができます。

当院の超音波検査の1例「足関節内がえし捻挫」

足関節捻挫は運動器の外傷の中で最も頻度の高い疾患の一つです。

足関節捻挫時のX線検査画像(今までの検査画像)

足関節の外側の靱帯損傷が疑われる場合にはストレス撮影台を利用してX線撮影をして関節の開く角度によって靱帯損傷の診断をしていました。

  • 足関節内がえし捻挫(前距腓靭帯損傷)
    足関節内がえし捻挫
    (前距腓靭帯損傷)
  • ストレス撮影
    ストレス撮影
  • ストレス前
    ストレス前
  • ストレス後
    ストレス後

足関節捻挫時の超音波検査画像

主観的な触診による診断ではく客観的な画像所見として前距腓靱帯の断裂や裂離骨折を簡単に素早くとらえることができます。さらに動画で観察が可能です。

  • 前距腓靭帯超音波検査の実際
    前距腓靭帯超音波検査の実際
  • 前距腓靭帯解剖
    前距腓靭帯解剖
  • 前距腓靭帯正常像
    前距腓靭帯正常像
  • 前距腓靭帯断裂
    前距腓靭帯損傷(新鮮例)
  • 前距腓靭帯裂離骨折
    前距腓靭帯損傷(腓骨側裂離骨折)

前距腓靭帯損傷(腓骨側裂離骨折)動画観察

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